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ちょっとした実験をしました!

2月13日

監督です。いつまでも寒い日が続きますが皆さんお元気ですか?
寒い日こそ、暖かい家に住みたいなと感じるのではないでしょうか?

そこで、寒い家で使用されている断熱材と、暖かい家で使用されている断熱材の吸水性比較実験を先日行いました。
今回のこの実験の趣旨は、断熱材の吸水性の違いを把握・理解するために行っています。

通常一般住宅で使用されています断熱材は、グラスウールを使用しています。
一方、SW工法住宅では、高密度で軽量の発泡ポリウレタンを使用しています。

実験前.JPG 断熱材を投入する前の状況

それでは、断熱材の吸水性の実験を始めましょう!
なお、実験場所は当社事務所。諸条件は、水槽の水には水道水を使用。室温22℃。無風。

午前9時に実験用の水槽にグラスウールと発泡ポリウレタンを同時に入れました。

実験開始.JPG 午前9時実験開始

2~3分後で、グラスウールに浸水の変化が見られました。驚きです。

10min.JPG 10分後の様子

10min1.JPG グラスウールに変化が・・・

10min2.JPG グラスウールは、約6割が水の中に

10min3.JPG 発泡ポリウレタンは変化なし

27min.JPG 27分後の様子

27min1.JPG グラスウールが・・・!

27min2.JPG グラスウールがほぼ沈んでしまいました

27min3.JPG 発泡ポリウレタンは特に変化なし

37min.JPG 37分後の様子

37min1.JPG あっ・・・!

37min2.JPG グラスウールは完全に沈没しました

37min3.JPG 発泡ポリウレタンには特に変化は見られません

 
以上の実験からも、グラスウールは吸水しやすい断熱材であることが理解して頂いたかと思います。吸水してしまった断熱材には、断熱の効果は期待できません。
一方発泡ポリウレタンは水を通しにくく、断熱性が低下しにくい素材でありことが確認できるかと思います。なお、発泡ポリウレタンには24時間後も変化は見られませんでした。

 
改めて、断熱材が吸水(壁体内結露)してしますとどんな影響を及ぼすかを説明します。

 ① 断熱材の目的である断熱性能自体を低下させてしまう。

 ② 水分を含んだ断熱材は、土台・柱・間柱等と常に接していることになり、いづれ構造材が
   腐ったり、白アリを招いてしまうような悪影響を及ぼし住宅寿命を縮めることにつながる。

 ③ 壁体内結露が長年になると、カビが発生し、アトピーや喘息を発症するなど人体に悪影響を及ぼす。

KABI.JPG  KABI3.JPG
      室内側のカビ発生の様子<左>           外壁側のカビの様子<右>
 
住まいの結露対策は、目視できる窓まわりだけでは不完全。普段見ることができない壁の中にも結露が生じ、躯体を傷つける原因となることがあります。

以上、グラスウールと発泡ポリウレタンの吸水性の実験を行い、壁体内結露の恐ろしさをお伝えしました。

 

SWパネルに使用しています断熱材は、水分を透しにくい発泡ポリウレタンを採用していますので、室内からの水分をガードし、断熱材内部に結露を発生させません。
瑕疵保証では保証されない断熱材内部の結露による劣化を35年間保証しています。
  (高性能住宅工法 スーパーウォール工法 カタログの一部より抜粋)

 

※今回、グラスウールと発泡ポリウレタンの吸水性の実験を行いましたが、グラスウールを使用した住宅全てが壁面内結露をするわけではなく、適切に換気を行い室内の湿気を排除すれば問題ないと思います。

その目安は、やはり湿度計を設置することをお薦めします。概ね50%前後が体にも健康にも良いそうです。

その他にも各々の断熱材には、長所・短所があります。

コスト面では、発泡ポリウレタンのほうが割高になりますし、遮音性についても周波数の高低によっては、長短が出ます。

納得の上で、断熱材の仕様を決めて頂ければ良いと思います。

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